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異質な経済主体が存在する動学的一般均衡モデルを用いて、所得リスクから資産格差の歪みをどの程度、説明する事が可能なのかについて考察する。Aiyagari (1994) モデルをベンチマークとして、ライフサイクル構造を含むStoresletten et al. (2004) 及びHeathcote et al.(2004) モデルも分析の対象とした。日本の資産格差は、ライフサイクルを考慮したモデルを用いれば、極端な高資産階層を除いて、うまく説明出来る事が明らかになった。
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